■アンケート分析(回答266)■この展覧会を何で知りましたか(複数回答あり)新聞 読売 8 日経 1 雑誌 MdN 12 ぴあ 6 インターネット ディジタル・イメージサイト 4 リマーク 4 デジタルクリエイターズ 12 そのほか 24 出展作家からのDM 39 事務局からのDM 64 ワシントンからのDM 8 友人知人からの情報 45 学校での告知 58 通りがかり 11 毎年この時期にあるのを知っている 24 その他 3
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撮影:松本明彦 |
■アンケート感想から ▼全体的にはっとする作品は少ない。どうしてこんな作品が!自由に参加できるのでしょうか!昨年の作品のほうがアート的イメージが強く感じられました。(60)もう3〜4回見に来ていますが、年々CGをやる人が増えてきて、同じような作品が多くなったなと感じました。もっとオリジナリティのある作品を見たいです。(29・会社員) ▼会期が短すぎるような気がする。単なるドローイングと思われるものから、完全なCGまで、デジタルアートの領域が広がってきているものと思われる。パメラ・ホッブスの作品はリクテンシュタインを思わせる。杖村さえ子はむかし写真への着色などで、リアルなイラストレーションをしていた。いずれにせよ、デジタルアートによって、多種多彩な表現がより多く可能になったことを驚く。(41・会社員) ▼インフォメーションについて:私の目に触れなかっただけかもしれないが、他で告知を見なかったので(目にとまらなかった)もっと告知をしてもいいのではないか、もったいないなと思った。展示について:デジタルアートというものの展覧会に来たのは初めてですが、想像していたよりいろんなかたちがあることに驚きました。凹凸があったり、羽を貼り付けてあったり、いろんな作品、いろんなカラーのものがあって、見ていて楽しかった。(24・会社員) ▼コンピュータをすこしバカにしていたが、今日ここにきてコンピュータ作品のすごさを知った。これからは少しコンピュータを使ってみようと思う。(20・学生) ▼3〜4年前に比べるとテンションが落ちているように感じられる。会場を(昨年のように)分割する、あるいは時期をずらすよりも、大きな会場で参加されている作家すべての作品を展示してほしい。まだまだ発展途上の分野なのですから、ごちゃまぜのような展示のほうが良いのでは。(35・公務員) ▼今回はビデオ作品が少なかったので、さーっと見れました。が、ひとつひとつの絵は完成度が高まっているようで、見応えがありました。遊佐さん、伊豆田さんとか、どうやって作り上げているか知りたいです。視点の変わったところで、雨宮由里子さんの染付皿はおもしろいと思いました。(38・会社員)
▼今年は好みの雰囲気の作品が多かったのでうれしかったです。VTR上映室は熱気がこもっていて不快でした。東京展後期も楽しみにしています。去年はたしか同時に 2会場だったと思いますが、時期がずれていた方がよいと思います。(37・会社員) ▼世界観とかうは、よい作品が多く勉強になりました。しかし、出力の方法などもっと改良した方がよいと思う。絵の世界観が死んどるのがある。(23・学生) ▼毎回くるたびに作品のクォリテイの高さに驚かされる。個人的には、もう少し会場のライティングは明るい方がいいと思います。(26) ▼上映作品の「ZEN」というのがすごいと思いました。藻みたいなものの繰り返しの映像だけど、音楽とすごくあっていて、奥深くに連れていかれるような気がした。コインランドリーの作者の頭ん中のおもしろさと、センス(「硬化式洗濯機」の文字とか、色の感じとか、XYZの3人とか)から感じられて、3人の音楽にあわせた動きもすごいと思った。(20・学生) ▼色々なタイプの作品があって楽しかったのですが、作品の力(作品から発するパワーといいますか)からすると、会場もしくは展示スペースが小さすぎて、ごちゃっとしていて見にくかったです。作品数を少なくするか、スペースを大きくした方がゆったり見られるし、作品と作品の間も適度に空いて互いの作品を干渉しなくても見られると思いました。作品はバラエティに富んでいて、何でもアリでいいんだ!と、自分の固定観念を良い意味で壊してくれてうれしかったです。とくに雨宮さんの「染付」は面白かったです。(28・アルバイト) ▼CGの映像と音楽の融合というものに興味があったので、とくに映像作品を興味深く見させていただきました。やはり「XYZ」は面白かったです。「ZEN」と「renjyu」正統派的できれいでした(以前どこかで見たような気もするのですが)。後期もぜひ寄らせていただきます。(22・学生) ▼作者のコトバを少しつけてほしい。(29・会社員) ▼数有る作品、それぞれに作者の作風が出ていてすばらしかったです。わたしもよい刺激になり、創作意欲がわいてきました。今後も機会あるごとにこういう展示会を訪れたいです。(15・学生) ▼わたしは初めてこのディジタル・イメージ展覧会に来ました。作家それぞれの表現には自らのテーマみたいなものが強く感じられました。わたしもCGを学んでいるのですが、とてもよい刺激になりました。また、展示の方法なども「ああ、こうゆう見せ方があるのか」と勉強になりました。次回も来たいと思いました。これを機に、自らの創作活動もよりいっそう力を入れようと思わされました。(19・学生) ▼正直なところ、年々「面白さ」がダウンしてきているように思います。CG表現がきわめて日常的なモノになって、その分「絵」としての本質勝負になてきているからかもしれません。昨年末のクリスマスカードばかりの展示は面白かったです。「同じテーマ」「定型」の企画での展示会が、作家さんの個性が際だってイイかもしれませんね。動画ばかりの企画とか。(33・会社員) ▼河口洋一郎氏によってCGを知ったわたしはやっとマックに対するソフトを仕入れたものの、このディジタル・イメージの作品の数々はめくるめくデジタル竜宮城をさまようアナログ人間である。この根気のいるテクニックの作業を感じるだけでお尻がむずがゆくなる。デジタル族に脱帽。(64・文筆業) ▼ソフトの技術ばかりを駆使しているように感じました。Digital Imageということですが、あえてDigitalさを感じさせなく、かつアナログではできないような自然さを感じさせてくれるような作品を期待しています。(35・デザイナー) ▼奇抜なデザインが多く圧倒されますが、色がきれいで原色づかいでも嫌みがない。こんな見方もあるのかと考えさせられ、ひかりと影の調和など、とても気持ちがいい作品が多かった。ビデオは面白いが、ちょっとグロテスクなところもあった。好きな作品、武田瑛夢、小笠原たけし、岩井宣雄、永井領氏などとても感動的でした。(・) ▼かわいらしい作品から神秘的な作品、いろいろなタイプの作品がたくさんあった。 CGだからできるんだなあと思わせる作品が多く、コンピュータはスゴイのだと改めて思わされた。どれもこれも芸術的なものが多くて感嘆する。これもcgで作っているのか?と思うような質感のものもあって、ただコンピュータで描いた立体感がある絵=CGみたいに思っていた自分がまだまだわかっていないだなあと思った。CGを作るにはやっぱり芸術的なことをわかっていないと難しいのかなと、ちょっと不安になりました。(19・学生) ▼CGのみの作品ではなく、その中に生身の人間像をいれた温もりのある作品が見たい。CGはこういう絵というイメージがある。それをぶっこわすような作品を見たい(というより作りたい)。CGでないような作品はよかったです。えっ、これって油絵じゃないの?ってかんじのやつとか。四角い海という作品、とても好きですが、とてもこわい。(18・学生) ▼作品はすべてきれいでした。でも、それぞれまったく違う感じがしました。温かいもの、悲しいもの、消えてしまいそうなものなどたくさんありました。これといった感想はない、といったら変ですけど、どちらかというと消化中、というわけのわかんないかんかくです。とにかく、心に残った、、、ということでしょうか。(13・中学生) ▼会場の展示パネル(アルミ?)が冷たく、デジタル作品のかたさを助長しているように思いました。「ただ作品を並べた」という感じもします。なにか展覧会のテーマなどあってもよかったのでは? あと、3D、写真系、イラスト系と分けて展示してあると見やすいと思います。いかがでしょうか。(35・イラストレーター) 【前のページ】
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