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ディジタル・イメージ2001展覧会/ロボットアート展
古くからの人間の夢であり、未来の象徴、そして最先端技術によっていよいよ現実化への加速がつきつつある「ロボット」。レトロなものから超未来的なものまで、第一線級CGアーティスト達のイマジネーションから生まれた各種「ロボット」のイメージをCG作品として展示します。(広報文より)
より詳しい展覧会情報については左のメニューから「展覧会資料」を、来場者アンケートの結果については「アンケート集計」をご覧下さい。
●会期
2001年12月5日(水)〜12月13日(木)
午前11時〜午後6時
●会場
山脇ギャラリー
〒102-0074
東京都千代田区九段南4-8-21
TEL 03-3264-4027
●後援
CG-ARTS協会(財団法人 画像情報教育振興協会)
財団法人 デジタルコンテンツ協会
●協力
学校法人 山脇美術専門学院
●協賛
株式会社イマージュ/株式会社インプレス/エプソン販売株式会社/株式会社エムディエヌコーポレーション/大平 裕(大平事務所代表)/キヤノン株式会社/株式会社シフカ/デジタルハリウッド/古川 享(マイクロソフトコーポレーション副社長)/株式会社マルチメディアセンター/株式会社ワコム(以上、順不同)
●解説
 21世紀はロボットの時代と言われています。中でも日本はロボット先進国として、確固たる地位を築いているようです。しかし技術分野、研究分野では進んでいても、そのロボットがどのようなデザインでどんな姿、形をしているかという点については、まだまだ進歩の余地があるのではないでしょうか。
 ロボットは、ただの機械、道具としてだけではなく、人と共存し生活に溶け込んで、人間社会の一部分を担う存在になるのですから、どのような姿形をしているかという点は大変重要です。ロボットをデザインすることは、未来や社会をデザインすることに他ならないのです。
 そうなれば芸術の出番です。ここで初めて未来社会を形作るために科学技術と芸術、感性が互角に力を合わせることが必要になるのではないでしょうか?
 論理的な思考を司る左脳と情緒的、芸術的な感性を生み出す右脳とが力を合わせて完全なバランスの取れた人間になるように、人間の未来も科学技術と芸術が寄り添い協力しあうことでバランスの取れたものになるのだと考えます。科学技術や経済原理といった、左脳の思考優先で発展してきた20世紀までの社会は、それゆえに物質的な発展は遂げましたが、そのかわりに大きな代償を払ってきたことも否めない事実です。
 科学技術と美や喜びが共存できる、素敵な未来社会に夢を託して、創造性豊かなロボットデザインが、たくさんの芸術家の手によって生まれることを心から期待します。
 そのために私達、CGアーティストのグループ「ディジタル・イメージ」ではコンピューターグラフィックスによるロボット作品展を企画いたしました。コンピューターグラフィックスの技術とアーティストの感性を通して、まだ見ぬ未来世界、機械と人間が共存する、夢のような世界をお見せいたします。
 日本のCG界を代表する、16人のアーティストが描く、素晴らしいCG作品をお楽しみ下さい。
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