return to TOP of Digital Image site Digital Image roboart at RoboFesta Kanagawa 2001
ディジタル・イメージでは、2001年11月16日から25日までパシフィコ横浜で開催されたロボフェスタ神奈川2001の展示スペースの一角で「roboart」と題したロボットCG展を行ないました。
主展示会場の右手奥にブースを構え、大版出力の静止画と、iMacによる静止画スライドショーとWeb3D展示を行っています。会場の雰囲気を以下の画像でご覧下さい。
全景1 全景2 看板1 看板2 看板3
作品1 作品2 作品3 作品4 作品5
「ROBOART」について
21世紀はロボットの時代と言われています。中でも日本はロボット先進国として、確固たる地位を築いているようです。しかし技術分野、研究分野では進んでいても、そのロボットがどのようなデザインでどんな姿、形をしているかという点については、まだまだ進歩の余地があるのではないでしょうか。
ロボットは、ただの機械、道具としてだけではなく、人と共存し生活に溶け込んで、人間社会の一部分を担う存在になるのですから、どのような姿形をしているかという点は大変重要です。ロボットをデザインすることは、未来や社会をデザインすることに他ならないのです。
そうなれば芸術の出番です。ここで初めて未来社会を形作るために科学技術と芸術、感性が互角に力を合わせることが必要になるのではないでしょうか?
論理的な思考を司る左脳と情緒的、芸術的な感性を生み出す右脳とが力を合わせて完全なバランスの取れた人間になるように、人間の未来も科学技術と芸術が寄り添い協力しあうことでバランスの取れたものになるのだと考えます。科学技術や経済原理といった、左脳の思考優先で発展してきた20世紀までの社会は、それゆえに物質的な発展は遂げましたが、そのかわりに大きな代償を払ってきたことも否めない事実です。
科学技術と美や喜びが共存できる、素敵な未来社会に夢を託して、創造性豊かなロボットデザインが、たくさんの芸術家の手によって生まれることを心から期待します。
そのために私達、CGアーティストのグループ「ディジタル・イメージ」ではコンピューターグラフィックスによるロボット作品展を企画いたしました。コンピューターグラフィックスの技術とアーティストの感性を通して、まだ見ぬ未来世界、機械と人間が共存する、夢のような世界をお見せいたします。
日本のロボットCGを代表する、9人のアーティストが描く、素晴らしいCG作品をお楽しみ下さい。
主催
ディジタル・イメージ
協力
アップルコンピュータ株式会社/Webリッチメディア・フォーラム/富士ゼロックス株式会社
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